キャンバスが後場ストップ高、開発中の抗がん剤候補の試験進む
- 2017/10/27 15:09
- 株式投資ニュース
■当面の業績は赤字続くが株価は下げ止まり期待材料への反応強まる
創薬ベンチャーのキャンバス<4575>(東マ)は27日の後場、急伸し、13時30分過ぎにストップ高の726円(100円高)で売買されたままストップ高買い気配を続けている。同日の正午、開発中の抗がん剤候補化合物CBP501の米国でのフェーズ1b試験で最初の被験者への投与が開始されたと発表し、期待が集まった。
当面の業績は赤字が続く見込みだが、株価は2年半近く600円前後で下げ止まる相場が続いている。27日の後場は、この下値もみ合い相場の中で再び出直りを試す形になり、期待材料への反応が強まってきたと注目する様子がある。(HC)