協立情報通信は高値引け、2ケタ増益の計画でも慎重との見方あり上ぶれの期待

株式市場 銘柄

■2月通期の連結売上高は前期比6%増加、純利益は同33%増加を見込む

 協立情報通信<3670>(JQS)は27日の後場、出直りを強める展開になり、1895円(27円高)まで上げてそのまま本日の高値引けとなった。ITインフラソリューション事業とNTTドコモショップのモバイル事業が2本柱で、2月通期の連結業績見通しを売上高は61.7億円(前期比6.4%の増加)、純利益は1.9億円(同33.3%の増加)とするなど好調に推移する見込みのため評価し直す動きが出てきたとの見方が出ていた。

 この通期見通しは期初から据え置いているが、この見通しについて「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号には、「アイフォーン発売前買い控えの影響想定した会社計画は慎重」とあり、業績の上ぶれを期待する動きが強いようだ。通期見通しの予想1株利益は162円11銭。株価水準は割安との見方がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る