【注目銘柄】Gunosyは調整一巡して上値試す、18年5月期1Q大幅営業増益で通期も大幅営業増益予想

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 Gunosy<6047>(東マ)に注目したい。新聞や雑誌などの記事を配信する情報キュレーションサービスを展開している。18年5月期第1四半期は大幅営業増益だった。通期も大幅営業増益予想である。株価は8月の上場来高値圏から反落したが、調整一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。なお17年9月に、東京証券取引所本則市場への市場変更を申請している。

■18年5月期1Qが大幅営業増益で通期も大幅営業増益予想

 18年5月期連結業績予想は売上高が17年5月期比38.8%増の107億46百万円、営業利益が同45.4%増の22億06百万円、経常利益が同45.4%増の22億06百万円、純利益が同31.0%増の14億75百万円としている。

 第1四半期(6~8月)は売上高が前年同期比43.6%増の24億13百万円、営業利益が69.8%増の4億16百万円、経常利益が70.1の4億16百万円、純利益が8.2%増の2億71百万円だった。純利益は法人税等の増加で小幅増益だが、8四半期連続増収となり、大幅営業・経常増益だった。

 Gunosy Adsはアクティブユーザー数の順調な積み上げで28%増収、ADNW(アドネットワーク)は大口メディアとの提携効果で75%増収だった。広告宣伝費の増加などを増収効果で吸収して大幅営業増益だった。情報キュレーションサービス「グノシー」および「ニュースパス」の合計国内累計DL(ダウンロード)数は17年5月期末比241万DL増加して2509万DLとなった。

 第1四半期の進捗率は第2四半期累計(6~11月)に対して売上高50.1%、営業利益49.3%、経常利益49.3%、純利益48.6、通期予想に対して売上高22.5%、営業利益18.9%、経常利益18.9%、純利益18.4%である。通期予想に対する進捗率は低水準の形だが、期初時点で下期偏重の計画である。通期ベースでもDL数、アクティブユーザー数が順調に増加して好業績が期待される。

■株価は調整一巡、好業績を再評価して上値試す

 株価は8月の上場来高値3650円から反落し、第1四半期業績にも反応薄の形だが、2800円台で調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線が接近してサポートラインとなりそうだ。調整一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

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