31日上場のCasa(カーサ)は公開価格の3%高で初値がつき売買をこなす

株式市場 IPO 鐘

■入居者、オーナー、不動産会社「三方良し」の保証業務を展開

 31日、東証2部に新規上場となったCasa(カーサ<7196>(東2・売買単位100株)は、自主管理家主市場の家賃債務保証などを行い、入居者に向けては部屋を借りる際の保証人引受けなどを、オーナーにとっては家賃、更新料、退去時精算費用などの保証を、不動産会社にとっては集金代行セット型の保証プランを、などと幅広く展開する。

 公開価格は2270円。9時6分に公開価格を3%上回る2331円で初値がつき、その後2345円まで上げて10時現在は2310円前後となっている。 

 会社側の今期・2018年1月期の業績見通し(個別)は、売上高が前期比3.7%増の83億1500万円、営業利益が堂宇7.7%増の12億5900万円、純利益は同27.3%増の8億500万円、1株利益は153円19銭。配当は44円50銭の見込み。

 比較対象銘柄としては、家賃保証などを行うあんしん保証(7183)のPER36倍前後、、同じくジェイリース(7187)のPER23倍前後、などが挙げられている。(HC)

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