任天堂が2008年以来の高値更新、業績見通しを大幅増額し注目再燃
- 2017/10/31 10:23
- 株式投資ニュース
■3月通期の営業利益の見通しは従来予想を85%引き上げる
任天堂<7974>(東1)は31日、時間とともに上値を追い、10時過ぎには7%高の4万5740円(2870円高)前後で推移。30日に発表した第2四半期決算や3月通期の業績見通しの増額修正が好感され、2008年以来の高値を更新している。テクニカル的に5万円台を目指す余地が出てきたと強気の見方もある。
新家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の絶好調などを要因に、第2四半期の連結売上高(2017年4~9月累計)は前年同期比2.7倍の3740.4億円となり、親会社に帰属する純利益は同35%増加して515.1億円となった。
これを受け、3月通期の業績見通しを全体に大きく増額修正し、売上高は従来予想を28%上回る9600億円に、営業利益は同85%上回る1200億円に、純利益は同89%上回る850億円に各々引き上げた。増額後の予想1株利益は707円75銭。(HC)