ソフトバンクグループは落胆安、傘下の米携帯会社の動静が伝わる
- 2017/10/31 12:39
- 株式投資ニュース
■日経平均を50円前後引き下げる形になり前引け78円安の「悪役」に
ソフトバンクグループ<9984>(東1)は31日の前場、急反落し、5%安の9921円(509円安)となった。朝、「傘下の米携帯電話4位スプリントと同3位のTモバイルUSとの経営統合交渉を打ち切る方針を決めたことが31日、分かった」(時事通信10月31日5時32分配信より)と伝えられ、落胆感が広がった。
この509円安で日経平均を計算上は50円前後引き下げることになり、日経平均の前引け78円15銭安(2万1933円52銭)の「悪役」になった。
同社株は、スプリントとTモバイルUSとの統合期待などを受けて31日に1万550円まで上げ、2000年3月以来の高値に進んでいた。(HC)