【引け後のリリース】タカラトミーが保有株数の多い株主への優待を拡充
- 2015/2/25 17:10
- 株式投資ニュース
■株数に応じて「トミカ」45周年記念2台セット、4台セット、さらに「リカちゃん」
タカラトミー<7867>(東1)は25日の大引け後、株主優待の保有株式数の区分を従来の2区分から3区分に変更すると発表しました。保有株式数の多い株主への優待が拡充され、これまでの「100株以上1000株未満」「1000株以上」に加え、新たに「2000株以上」の優待区分を設定。2015年3月31日現在の株主名簿に記載された株主から実施するとのことです。
今回の優待品は、「100株以上1000株未満」の株主には「トミカ」45周年記念の特別企画2台セットを贈呈し、「1000株以上2000株未満」の株主には同じく4台セットを贈呈。さらに「2000株以上」の株主には同じく4台セットと「リカちゃん」を贈呈するとしました。
昨年から導入した株主割引制度の内容に変更はなく、毎年3月31日現在および9月30日現在の株主名簿に記載された100株以上の株主を対象に、タカラトミー公式通販サイト「タカラトミーモール」株式保有期間に応じて当社商品等を最大40%割引で購入できるとのことです。
株価は昨年4月頃から傾向的なジリ高基調になり、直近は714円まで上げて2011年以来の水準に進んでいます。今期の業績は営業用ファックスの民事訴訟の和解費用により最終赤字(純利益のみ赤字)の見込みですが、株価は完全に消化済みとなっています。信用売り残が多いまま高値に進んできたため、買い戻しが入り始めれば補助ロケットにも点火するような上げ相場になる可能性があります。