神戸製鋼が5日続伸、不透明要因多いが「相場は相場に聞け」と現実を直視

株式市場 銘柄

■安全性確認が進むとの発表などを引き続き好感

 神戸製鋼所<5406>(東1)は2日、5日続伸基調で始まり、取引開始後に4%高の1040円(43円高)まで上げ、連日の戻り高値更新となった。引き続き、10月31日の夕方、「不適切行為に係る『安全性の検証状況』の進捗について」を発表し、10月31日現在で、同社が不適合製品を納入した525社中443社について安全性確認が進んでいる、としたことなどが好感されている。海外の取引先の動向などには、まだ不透明な要因が多いが、市場には「相場は相場に聞け」と現実を直視して臨む様子がある。(HC)

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