ソニーが9年ぶりに5000円台を回復、最高益の見通しなど好感

株式市場 銘柄

■目先は「大台固め」の見方あるがPERは12倍前後に過ぎない

 ソニー<6758>(東1)は2日、6日続伸基調となり、11時にかけては5024円(106円高)前後で推移。2008年6月以来、約9年ぶりに5000円台を回復した。10月31日に第2四半期決算を発表し、3月通期の業績見通しを増額修正。連結営業利益が最高を更新する見込みとしたことなどが好感されている。また、未定としていた今3月期の期末配当も増額し、12.5円の見込み(前期は10.0円)とした。

 5000円の大台に乗ったため、目先は「大台固め」のもみ合いに転じるとの見方はある。しかし、増額後の今期予想1株利益418円50銭をベースにしたPERは12倍前後に過ぎず、割安感は強いといえる。(HC)

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