ラクーンは第3四半期の好調と自社株買いで、株価の一段高が予想される

株式市場 銘柄

 アパレル専用のBtoB電子商取引「スーパーデリバリー」を運営するラクーン<3031>(東マ)は25日引け後、今期15年4月期第3四半期連結業績と自社株買いを発表しました。第3四半期業績は好調であるうえに、自社株買いの発表で、株価の一段高が予想されます。

 第3四半期連結業績は、売上高15億18百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益2億54百万円(同38.3%増)、経常利益2億56百万円(同39.8%増)、純利益1億59百万円(同50.2%増)と増収大幅増益であった。

 同社は、EC事業、Paid事業、売掛債権保証事業の3事業を展開しています。

 セグメント毎の業績を見ますと、EC事業の売上高は11億51百万円(同2.4%増)、セグメント利益1億61百万円(同27.6%増)と増収増益でした。

 Paid事業の売上高は1億94百万円(同28.8%増)、セグメント利益は△14百万円(前年同期△31百万円)と大幅増収により、赤字幅は半減しました。

 売掛債権保証事業の売上高は4億17百万円(同12.5%増)、セグメント利益は77百万円(同37.0%増)と2ケタ増収大幅増益でした。

 なお、同日、取得株数の上限を28万株とする自社株買いの発表もありました。自社株買いの期間は、2月26日から4月30日としています。自己株式の取得数の上限が発行済み株式数に対する割合が4.8%と高いことから株価の一段高が予想されます。

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