長瀬産業は通期連結業績予想の上方修正を発表
- 2017/11/4 14:14
- 株式投資ニュース
■同日発表された第2四半期連結業績は2ケタ増収大幅増益
染料・合成樹脂などの化学品専門商社の長瀬産業<8012>(東1)は2日引け後に、今期18年3月期連結業績予想の上方修正を発表した。
第2四半期は、電子業界、自動車業界向けの需要が旺盛だったことから電子関連部材・装置のほか、合成樹脂、塗料、ウレタン原料などの売上が当初予想を上回るレベルであった。
その結果、同日発表された第2四半期連結業績は、売上高3875億01百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益126億06百万円(同74.1%増)、経常利益138億02百万円(同84.5%増)、純利益87億60百万円(同87.4%増)と2ケタ増収大幅増益であった。
第2四半期が大幅増益であったこともあり、18年3月期通期連結業績予想の上方修正となった。
売上高は前回予想を390億円上回る7710億円(前期比6.7%増)、営業利益は44億円上回る235億円(同56.3%増)、経常利益は46億円上回る255億円(同55.8%増)、純利益は35億円上回る160億円(同54.9%増)とこれまで過去最高であった13年3月期の最終利益を大幅に上回る見込み。