三井海洋開発が3年ぶりの高値、NY原油の2年半ぶり高値など好感

株式市場 銘柄

■前期は最高益、株価は原油相場の強含みを映し出す様子が

 三井海洋開発<6269>(東1)は6日、続伸一段高で始まり、取引開始後に6%高の2841円(172円高)まで上げて2014年以来の高値を更新した。NY原油の指標になっている先物相場が米国時間の3日、1バレル55ドル台に乗り、2015年7月以来、約2年半ぶりの高値をつけたと伝えられ、油田開発の活発化などに期待が集まっている。

 このところの業績は前期・2016年12月期に連結純利益などが最高を更新し、今期・17年12月期は売上高も含めて拡大が一服する見通しとしている。しかし、株価は17年8月頃から再びジリ高傾向を見せており、当面の業績動向よりも原油相場の強含みを映し出す様子がある。(HC)

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