トヨタ自動車が2日ぶりに高値を更新、通期見通し増額や自社株買いを好感
- 2017/11/8 09:29
- 株式投資ニュース
■為替前提の見直しによるところが大とされるが買い再燃
トヨタ自動車<7203>(東1)は8日、再び上値を追って始まり、取引開始後に7288円(105円高)まで上げて2取引日ぶりに年初来の高値を更新した。7日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、3月通期の業績見通しを小幅だが増額修正したため好感買いが再燃している。
3月通期の連結純利益の見通しは、従来予想の1兆7500億円(前期比では約4%減)を1兆9500億円(同じく6%の増加)に増額した。為替前提の見直しによるところが大とされるが、運も実力のうちとして見直す様子がある。自社株買いは、上限株数4500万株(発行済み株式総数の1.5%)、上限金額2500億円。期間は11月14日から2018年3月30日まで。(HC)