富士ソフトサービスビューロの今3月期第2四半期は増収大幅増益、コールセンター・BPOサービスともに好調

■18年3月期は収益2桁を見込む

 富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は8日、18年3月期第2四半期業績(非連結)を発表した。

 同社は、10月25日に業績の上方修正をしており、売上高が46億16百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益が1億29百万円(同4.2倍)、経常利益が1億30百万円(同4.3倍)、四半期純利益が90百万円(同4.4倍)だった。

 売上高は、コールセンターサービス分野、BPOサービス分野ともに官公庁向けの案件が拡大したこと、一部案件において前倒し受注があったことにより好調に推移した。利益は、売上高の拡大に加え、新規受注案件にかかる先行投資費用が想定内に収まったことにより、好調に推移した。

 サービス別に見ると、コールセンターサービスの売上高は、21億89百万円(前年同期比20.3%増)となった。国民健康保険中央会から新規受託したITヘルプデスク業務が今期の4月よりスタートしたことに加えて、既存の日本年金機構向け年金相談業務において、業務拡大により売上規模が拡大した。BPOサービスの売上高は24億27百万円(同28.4%増)。日本年金機構向けの年金事務業務が伸張した。
 
 2018年3月期業績予想(10月25日上方修正)は、売上高が97億円(前期比13.5%増)、営業利益が3億30百万円(同22.1%増)、経常利益が3億30百万円(同16.1%増)、純利益が2億40百万円(同14.5%増)としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る