日経平均株価は4日続落、300円下落し安値引けで終える

 13日の日経平均株価は4日続落。300円43銭安の2万2380円99銭と下落して、安値引けで終えた。東証1部の売買高概算は15億6573万株で、売買代金概算は2兆7962億6000万円だった。値上がり銘柄数は594、値下がり銘柄数は1377、変わらずは64銘柄だった。

 今週は上げ一服の展開となりそうだ。好調な企業業績という背景に変化はないが、日経平均株価がバブル後の高値を更新した反動や達成感もあり、一旦は目先的な過熱感を冷ます必要がありそうだ。

 国内では主力銘柄の7~9月期決算発表が一巡して、やや手掛かり材料難となりやすい。また米国の税制改革法案成立に向けた不透明感があり、トランプ米大統領のアジア歴訪が終了して北朝鮮を巡る地政学リスクに対する警戒感再燃にも注意が必要だろう。強基調の反動で高値波乱に対する警戒も必要だろう。

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