岡本工作機械が後場一段高、第2四半期好調で工作機械受注額も材料視

株式市場 銘柄

■通期見通しは据え置いたが増額修正含みの見方

 岡本工作機械製作所<6125>(東1)は14日の後場、一段高となり、13時にかけて12%高の3245円(337円高)まで上げた。13日の取引終了後に発表した第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)が営業利益2.2倍(前年同期比)となるなど好調だったほか、同日発表の工作機械受注額(10月分速報値、日本工作機械工業会)が大幅に増加じ前年同月比49・9%増となったことなども材料視されている。

 第2四半期は、半導体製造装置業界向けに大型研削盤や高精度タイプの研削盤などの需要が高まった。受注についても、自動車関連、航空機関連を中心に前年同期を大きく上回った。連結純利益は同8.1倍になった。3月通期の見通しは据え置いたが、増額修正含みになってきたとの見方が出ている。(HC)

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