スマートバリューは第1四半期決算と株式分割を発表

■1月1日付で1対2の株式分割を実施

 クラウドソリューションとドコモショップ運営のスマートバリュー<9417>(JQS)は14日引け後、第1四半期決算と株式分割を発表した。

 地域情報クラウドでは、市場競争は激化しているものの、新規案件の獲得とストックの積上げが好調に推移した。モビリティ・サービスでは、カーナビゲーションやドライブレコーダーなど安全運転支援機器のカーソリューションの売上が順調に推移し、IoT分野でもモビリティIoTサービス「CiEMS 3G」の受注・OEMの拡充も大きく進捗した。

 その結果、18年6月期第1四半期は、売上高15億52百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益32百万円(前年同期△26百万円)、経常利益32百万円(同△25百万円)、純利益1億06百万円(同△18百万円)と増収増益で黒字転換となった。

 また、同日、株式の分割を発表した。18年1月1日付で1対2の株式分割を実施する。株式分割に伴い、当初予定していた期末配当12円50銭を6円25銭とすることも発表した。

 第1四半期が好スタートを切ったことで、通期業績予想は当初予想を据え置いている。

 ちなみに、18年6月期通期連結業績予想は、売上高72億97百万円(前期比11.6%増)、営業利益3億68百万円(同34.1%増)、経常利益3億71百万円(同34.5%増)、純利益3億76百万円(同108.8%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

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