【狙い場・買い場】加賀電子は可視光線通信に進出を評価、今期増益で年30円配当

狙い場・買い場

加賀電子<8154>(東1)は、13週線を下値サポートに下値を固める展開です。可視光通信関連事業への参入に対する期待感に加え、割安感があり注目したいところです。

同社は、エレクトロニクスの独立系総合商社として、時代とともに変わる顧客のニーズに合わせて、事業分野を拡大。電子部品事業(半導体・一般電子部品・EMSなどの開発・製造・販売)、情報機器(パーソナルコンピューター・PC周辺機器・写真や映像関連商品及びオリジナルブランド商品などの販売)、ソフトウェア(CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発など)等の事業を展開しています。

2015年3月期・第3四半期業績は、売上高が1877億5600万円(前年同期比0.5%減)、営業利益が49億9800万円(同21.6%増)、経常利益が60億1800万円(同33.6%増)、純利益が36億9100万円(同31.4%増)と好調でした。

国内の通信機器向け半導体の取扱額が商流変更により減少。情報機器、ソフトウエアなども減少したが、海外における電子部品および半導体の販売や電子機器向けEMSなどが好調に推移し利益を伸ばしています。

通期業績予想は、売上高が2520億円(前期比2.3%減)、営業利益が56億円(同9.7%増)、経常利益が65億円(同11.2%増)、純利益が40億円(同3.2%増)と続伸を見込んでいます。年間配当は30円を予定している。海外における電子部品および半導体の販売やEMSの拡大で増益を確保する見通しです。

株価は、昨年11月19日に昨年来の高値1576円と買われた後、1400円を軸にモミ合っていますが、1350円割れを目先の下値として固め上値指向を強めつつあります。

発光ダイオード(LED)の光でデータを送信する「可視光通信」の関連機器事業に参入することが注目されます。ノートパソコンなどに接続し、LED照明と高速通信できるようにする専用アダプター機器を国内外で販売する予定で、3年後をメドに50億円の売上高を目指すという。可視光通信の世界の関連市場規模が、2020年に約93億ドルに拡大すると観測されており、将来的に業績に寄与する見通し。今期予想PER10倍台と割安感があり、高値奪回から上値を伸ばす余地があり注目です。

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