ペプチドリームが直近の下げ回復、独バイエル社との契約など好感される

株式市場 銘柄

■最大1245億円の受領が可能になるとされ注目集まる

 ペプチドリーム<4587>(東1)は17日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に3560円(320円高)まで上げて出直りを強めている。16日の取引終了後、独バイエルAG社との共同研究開発契約の締結を発表。臨床試験の進捗や新薬販売を含めて最大1245億円の受領が可能になる契約のため注目されている。

 株価は2017年9月に上場来の高値3915円をつけ、直近は四半期決算の発表などを受けて一時3065円(11月13日)まで下げた。四半期決算の発表前の値段は3535円のため、これを大引けでも上回れば、足元の赤字などの業績要因は完全に消化されるとして注目する様子がある。(HC)

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