ディップは「ほぼ日払い君」運営会社の子会社化など注目され出直り拡大
- 2017/11/17 10:46
- 株式投資ニュース
■石灰石主原料の紙・プラスチック代替新素材会社などへの出資も発表
求人情報などのディップ<2379>(東1)は17日、続伸となって出直りを強め、10時30分を過ぎては2757円(51円高)前後で推移。値上がり率は2%程度だが、16日の夕方、ベンチャー投資を含めて未上場3社への出資を発表し、注目されている。
「株式会社TBMの株式取得(第三者割当増資)」は、石灰石を主原料として紙やプラスチックの代替となる新素材「LIMEX」を開発・実用化した株式会社TBM(東京都中央区)に出資。TBM社の成長投資、並びに同社のLIMEX 事業における営業活動の加速を図る。
「株式会社ジョリーグッド、GAUSSの株式取得(持分法適用関連会社化)」は、近未来のキーテクノロジーである人工知能(AI)に特化した育成投資の第2号案件として、人工知能エンジン「VRCHEL(ヴァーチェル)」を提供するジョリーグッド社に出資して持分法適用関連会社とし、さらに育成投資の第3号案件として、アパレル企業を中心とした法人向けの人工知能システム開発、一般ユーザー向けノ競馬予想AI「SIVA」を提供するGAUSS社の第三者割当増資を引受け持分法適用関連会社化する。
「株式会社BANQの株式取得(子会社化)」は、給料日を待つことなく、働いた分のお給料を受け取ることができるオンデマンド給料サービス「ほぼ日払い君」を展開する株式会社BANQ(東京都千代田区)の第三者割当増資を引受け、既存株主から普通株式を譲受することで子会社化する。(HC)