児玉化学は「新型LEXUS」に新素材の採用など材料に連日ストップ高

株式市場 銘柄

■「軽量でありながら金属並みの剛性をもつプラスチックの工業化に成功」

 児玉化学工業<4222>(東2)は20日、一段高で始まり、取引開始後に2日連続ストップ高の173円(50円高)まで上げて2007年以来の高値に進んだ。引き続き、17日付で「軽量でありながら金属並みの剛性をもつプラスチック製品の工業化に成功」「『LEXUS』新モデルの「後部座席構造材に金属代替部材として採用された」と発表したことが材料視されている。

 発表によると、「新工法は、プラスチックを含浸した長繊維ガラスマットを加熱し、今回開発した特殊な金型および制御装置でプレス成型することにより、従来工法では困難とされていた均一な長繊維ガラスの分散を維持しつつ、複雑な形状の賦形を可能にした」という。(HC)

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