【株式市場】欧米株のほぼ全面高など受け日経平均は一時226円高まで急伸

株式

◆日経平均の前引けは2万2488円38銭(226円62銭高)、TOPIXは1774.88ポイント(15.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8332万株

■新規上場のサインポストは買い気配のまま値段がつかず

チャート13 21日(火)前場の東京株式市場は、欧米株式がほぼ全面高となったため、ドイツの政権協議を巡る不透明感やユーロ安・円高への懸念が後退し、株価指数の先物が先行高となり、日経平均は195円高で始まった後301円49銭高(2万2563円25銭)まで上げた。前引けは226円62銭高(2万2488円38銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均も高い。

 サウジアラビアの政治不安観測などを受けて出光興産<5019>(東1)などの石油・資源株が高く、カーリットホールディングス<4275>(東1)はリチウムイオン電池なぢの試験・解析について東レグループと提携することが好感されて活況高。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)はヤフーオークションの新サービスにおける出張買い取りで連携との発表が材料視されてストップ高買い気配。ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)はスウェーデン企業とのがん化学療法にともなう契約が好感されてストップ高。

 21日上場のサインポスト<3996>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格2200円を70%上回る3740円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は6億8332万株、売買代金は1兆694億円。1部上場2038銘柄のうち、値上がり銘柄数は1497銘柄、値下がり銘柄数は448銘柄となった。(HC)

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