【注目銘柄】うかいは料理と接客のレベル向上に注力した結果、第2四半期業績予想を大幅に上方修正

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■「ル・プーレブラッスリーうかい」、「アトリエうかいエキュート品川」、「アトリエうかいトリエ京王調布」は計画を上回るペースで推移

 うかい<7621>(JQS)は24日、第2四半期決算説明会を開催した。

 同社の第2四半期は、11月9日に売上高を1億89百万円、営業利益を1億02百万円、経常利益を1億21百万円、純利益を97百万円と大幅に上方修正しているように、好調に推移した。

 説明会では、上方修正になった要因を問われ、大工原正伸社長は、「特に、新メニューを提案したことにより、売上が伸びたわけでなく、基本理念である“利は人の喜びの陰にあり”を徹底するために、ひと月に1回開く戦略会議でみんな熱心に意見を述べ、社員一同が積極的に取り組み、料理と接客のレベル向上に注力した結果であると思っています。」と答えている。

 その他にも、2月にオープンした「ル・プーレ ブラッスリーうかい」、7月に出店した東京都内では初の常設店となる洋菓子店「アトリエうかいエキュート品川」、9月に出店の「アトリエうかいトリエ京王調布」が、共に計画を上回るペースで売上が伸びていることも要因と思われる。

 ところが、同社では、料理と接客の向上を第一と捉えていることから、第2四半期は当初計画を大幅に上回ったが、通期業績については、戦略的な人員増加策による人件費の増加、平成30年春、六本木に新規出店予定の開業費調整等により、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、18年3月期業績予想は、売上高129億円(前期比2.6%増)、営業利益2億66百万円(同41.5%減)、経常利益2億25百万円(同45.8%減)、純利益1億15百万円(同52.2%減)と増収ながら減益を見込む。

 今期は、当初から、洋菓子の「アトリエうかい」2店舗、六本木に2店舗の出店を発表しているように、出店に積極的である。

 しかし、大工原氏が社長に就任してからしばらくの間、財務体質の改善に努めるために一時的に出店を控えていた期間がある。その間に、財務体質の改善を実現したことから、14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai」をオープンした。また、15年4月には東京八王子市に、焼菓子製造に特化した「アトリエうかい八王子工房」を新設し、品質向上・量産可能な体制を整えた。

 今期の「アトリエうかい」の2店舗出店が可能となったことは、2年前に体制を整えていたことによる。

 今通期は、増収ながら減益を見込むが、今後は経営基盤が強固になっていることから、新業態の店舗、洋菓子の「アトリエうかい」の出店速度が加速するものと予想される。

 ちなみに、11月5日に本格オープンした「うかい亭高雄(カオシュン)」については、台湾のラグジュアリーホテル「シルクスクラブ」のオーナーと意見が合ったので出店したとのことで、海外出店を今後も継続するということではないようだ。

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