【注目銘柄】M&Aキャピタルパートナーズは上場来高値更新、18年9月期も好業績期待

注目銘柄

◆日経平均の終値は2万2597円20銭(110円96銭高)、TOPIXは1786.15ポイント(14.08ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億183万株

■本日上場のトレードワークスは買い気配のまま初値つかず

チャート15 29日後場の東京株式市場は、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)が14時にかけて一段ジリ高になるなど、マイナス金利政策が幾分緩和される可能性などが言われたようで銀行株、保険株の強さが目立ち、日経平均は53円高(2万2540円)前後を下値に堅調推移。大引けにかけて上げ幅を100円台に広げて反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、米国景気の拡大期待やSMBC日興証券による鉄鋼銘柄への投資判断などが材料視され、JFEホールディングス<5411>(東1)などの鉄鋼株が一段ジリ高。ビーブレイクシステムズ<3986>(東マ)はJAMSSは、国際宇宙ステーション「きぼう」の有償利用や運用などを支援する唯一の民間企業JAMSSに同社製品が採用されたとの発表などが好感されて一段高。

 29日上場のトレードワークス<3997>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段5060円で買い気配(公開価格2200円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は17億183万株(前引けは8億5764万株)、売買代金は2町8683億円(同1兆3564億円)。1部上場2037銘柄のうち、値上がり銘柄数は1501(同1553)銘柄、値下がり銘柄数は477(同405)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、保険、パルプ・紙、その他金融、銀行、水産・農林、卸売り、ガラス・土石、陸運、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る