ピクスタは日々の高値を連日上げる、「魂の中小企業」と紹介される

株式市場 銘柄

■アジア地域での好機をとらえ海外も積極展開

 ピクスタ<3416>(東マ)は30日、日々の高値を連日セリ上げる相場になり、1300円(60円高)まで上げて出直りを強めている。写真やイラストなどを登録し、注目されれば売れるインターネットサイト(オンラインマーケットプレイス)「PIXTA(ピクスタ)」の運営などを行い、同社の古俣大介社長が「朝日新聞デジタル」の連載記事「魂の中小企業」(11月28日配信分)に登場し、改めて見直す動きが広がっている。

 今期・2017年12月期の業績は前期の営業・経常最高益から一転、減益を見込むが、これは、アジア地域での海外展開にともなう先行投資を拡大することなどが主因。

 古俣社長は、17年5月の弊紙インタビューで、「アジア地域には、まだ、低価格で膨大なコンテンツを提供できるローカルプレーヤーがいないので、非常にチャンスな状況といえる」「新規事業を一切やらないということであれば、収益面では年間、数億円ずつ積み上げていくことができる。だが、それだと伸びとしては想定できるものになってしまう」などと意気込みを語っている。(HC)

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