【銘柄フラッシュ】エスエルディーなど急伸し防衛関連株も豊和工など再び活況高

株式市場 銘柄

 4日は、防衛関連株が東証1部の値上がり率1、2位を占め、1位は豊和工業<6203>(東1)の22.1%高、2位は石川製作所<6208>(東1)の16.7%高となった。「米グラム上院議員は3日、『軍事衝突が近づいている』との認識を明らかにした」(産経デジタル12月4日9:25配信より)と伝えられた上、米韓合同軍事演習が4日から始まったことなどが材料視された。

 3位は日本エスコン<8892>(東1)となり、12月期の業績・配当見通しの増額修正、自社株買いの発表が好感されて大引けまで気配値のままストップ高の15.9%高を継続。

 櫻護謨<5189>(東2)は時価総額が50億円を割り込むなど上場基準が意識される銘柄とされ、遠からず基準を維持する方策が出てくるといった期待が言われて14.5%高と急伸。日本和装ホールディングス<2499>(東2)は11月30日に実施した立会い外分売に関するリリースに「東京証券取引所市場第一部指定申請について具体的に準備を進めております」などとあるため注目が再燃し再び上値を追って11.3%高。

 メドピア<6095>(東マ)はAI(人工知能)開発のエクサウィザーズとの提携などを材料に14.5%高と急伸。サンバイオ<4592>(東マ)は引き続き新薬候補の臨床試験とこれにともなう米国での補助金などが材料視されて9.0%高と上場来の高値。

 不二精機<6400>(JQS)は精密金型がドライブレコーダーの需要急増に関連するのではと行った憶測が言われてストップ高の23.6%高。エスエルディー<3223>(JQS)は引き続き「ポケモンカフェ」の運営受託などが好感されて2日連続ストップ高の23.3%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る