新規上場のヴィスコ・テクノロジーズは買い気配のまま公開価格の56%高(10時50分現在)

株式市場 IPO 鐘

■画像処理検査のエキスパート集団でアルゴリズムなどの知識と経験も蓄積

 13日、新規上場となったヴィスコ・テクノロジーズ<6698>(JQS・売買単位100株)は、画像処理検査に関するエキスパート集団で、単なるメーカーではなく、画像処理アルゴリズム、光学技術、電気・機械の知識と経験を兼ね備える画像処理検査装置メーカーとして総合的なコンサルティングも可能とする、開発型エンジニアリング企業。

 公開価格は4920円。買い気配で始まり、10時50分現在は公開価格を56%上回る7670円で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 会社発表の今期・2018年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比7.7%増の31億100万円、営業利益は同7.8%増の3億7900万円、純利益は同5.6%増の2億1400万円、1株利益は327円28銭。配当は未定。

 公開価格はPER15.0倍になり、たとえばキーエンス(6861)のPER40倍前後などが参考にされている。(HC)

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