新規上場のマツオカコーポレーションは公開価格の46%高で初値つく(10時29分)

株式市場 IPO 鐘

■アパレルOEMメーカーの大手で「ユニクロ」向けなど大

 13日、東証1部に直接上場となったマツオカコーポレーション<3611>(東1・売買単位100株)は、衣料品などをOEM(相手先ブランド)で生産するアパレルOEMメーカーの大手で、設立は1956年。「ユニクロ」のファーストリテイリング(9983)向けが多い。

 公開価格は2600円。買い気配で始まり、10時29分に公開価格を46%上回る3800円で売買が成立し初値がついた。

 会社発表の今期・2018年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比9.7%増の567億7600万円、営業利益は同12.7%減の36億円、純利益は同0.5%増の25億6800万円、1株利益は260円15銭。配当は40円ちょうどを予定。

 公開価格はPER10.0倍になり、たとえばスポーツ衣料のOEMも行うセーレン(3569)のPER19倍前後、ナガイレーベン(7447)のPER27倍前後などが参考にされている。(HC)

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