上場2日目の「佐川急便」SGホールディングスは上値を追う

株式市場 IPO 鐘

■宅配便銘柄として見た場合にPERの割安感が大きい

 13日、東証1部に直接新規上場となった「佐川急便」などのSGホールディングス<9143>(東1・売買単位100株)は14日、上値を追って始まり、取引開始後に1975円(69円高)をつけている。会社発表の今期・2018年3月期の予想1株利益が106円31銭のためPERは18倍台。宅配便業界では2位だが、1位のヤマトホールディングス(9064)のPER80倍前後に比べて大きく割安になることなどが材料視されている。

 初値は1900円だった。会社発表の今期・2018年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比7.5%増の1兆円、営業利益が同17.2%増の580億円、純利益は同16.0%増の330億円、1株利益は106円31銭。配当は32円ちょうどを予定する。(HC)

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