【株式市場】米国の利上げを受け当面は円安要因が後退とされ日経平均は一進一退

株式

◆日経平均の前引けは2万2726円76銭(31円31銭安)、TOPIXは1808.95ポイント(1.89ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億472万株

チャート6 14日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが連日最高値を更新した一方、米金融当局がFOMCで政策金利の引き上げを発表したため、しばらく円安・ドル買い要因が後退するとの見方があり、株価指数の先物が先行安して始まった。日経平均は取引開始の直後に58円77銭安(2万2699円30銭)まで軟化し、その後は一時28円54銭高(2万2786円61銭)まで反発したが、前引けは31円31銭安(2万2726円76銭)となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 原油高を映してJXTGホールディングス<5020>(東1)など資源株が高く、ハウスドゥ<3457>(東1)はM&A関連事業での提携などが好感されて大幅続伸。フォーサイド<2330>(JQS)はグループ企業の中国事業での提携などが好感されて急伸。

 2銘柄が新規上場し、アルヒ<7198>(東1・売買単位100株)は公開価格が1300円で、取引開始直後の9時3分に1270円で売買が成立し、その後1340円まで上げて前引けは1312円。エル・ティー・エス<6560>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格680円を70%上回る1156円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は8億472万株、売買代金は1兆2033億円。1部上場2052銘柄のうち、値上がり銘柄数は1229銘柄、値下がり銘柄数は720銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る