20日新規上場のオプトランは公開価格の67%高で初値の後も上値を追う

株式市場 IPO 鐘

■スマートフォン向けスパッタ装置拡大し今12月期の売上高は2倍の見込み

 20日、東証1部に新規上場となったオプトラン<6235>(東マ・売買単位100株)は光学薄膜装置の製造・販売などを行い、設立は1999年。気配値をセリ上げ、11時6分に公開価格1460円を67%上回る2436円で初値がつき、その後2510円まで上げて売買をこなしている。

 株価2500円はPER18.9倍になり、たとえばサムコ(6387)のPER30倍台などが参考になっている。

 会社発表の今期・2017年12月期の業績見通しは、第3四半期までにスマートフォン向けスパッタ装置の検収が進んだこと、スマートフォンの設備投資増加にともなう大量生産向けのスパッタ成膜装置の需要が強いこと、などにより、売上高を前期の2.2倍の334億5400万円とし、営業利益は同2.7倍の64億1100万円、純利益は同3.2倍の47億3200万円、1株利益は132円30銭、配当は33円00銭。(HC)

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