アグロカネショウが大幅続伸、新たな株主優待制度を意識した買いも
- 2017/12/21 14:05
- 株式投資ニュース
■1年以上継続保有する株主への優待を新設しこの12月期末から実施
果樹用農薬などのアグロ カネショウ<4955>(東1)は21日、大幅続伸基調となり、13時30分を過ぎては8%高の2127円(158円高)前後で推移している。特段、最新のIRニュースなどは出ていないが、新たなコースを設けた株主優待を2017年12月から実施すると発表済みで、これを享受する買いが増えてきたとの見方が出ている。12月期末配当も12円を予定する。
さる8月に株主優待制度の変更を発表し、これまで1単元(100株)以上の株主に「500円相当の全国共通おこめ券2枚」を贈呈していたものを「全国共通おこめ券枚(キログラム相当分)」としたほか、新たに、1単元(100株)以上かつ1年以上継続保有する株主には「全国共通おこめ券4枚(4キログラム相当分)を贈呈するとした。
継続保有期間の適用は、17年12月末日現在で「当社株主名簿に同一株主番号で連続3回(12月末が2回及び6月末が1回)以上記載または記録された株主様」とするため、今から投資してもすぐ適用を受けられるわけではないが、この12月末に株主になっておくことが最短の道になる。17年12月期末の配当や優待を確保するための買いつけ期限(権利付最終日、権利確定日)は12月26日。(HC)