東洋ビジネスエンジニアリングが上場来の高値に迫る、セイコーエプソンから受注

株式市場 銘柄

■業績は前期の最高益から減益の見込みとするが株価は強い

 東洋ビジネスエンジニアリング<4828>(東1)は21日の後場強含み、14時30分を過ぎて1824円(8円高)まで上げて6月につけた上場来の高値1840円に迫っている。21日付で、マスタデータ管理システム構築支援をセイコーエプソン<6724>(東1)から受注したと発表。材料視されている。

 18年3月期の業績見通しは前期の最高益から減益の見込みとするが、プロダクト事業における新製品の減価償却費増加などがあるため。同社の業績特性は「受注案件の納期が各四半期末に集中する傾向があり、特に第2および第4四半期末にはこの傾向が一層顕著」(決算短信より)なため、常に業績見通しに注目しておく必要のある銘柄のようだ。(HC)

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