【株式市場】日経平均は小動きだが好業績株など高く新規上場銘柄も好発進
- 2017/12/26 12:05
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは2万2938円40銭(78銭安)、TOPIXは1830.50ポイント(1.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2002万株
26日(火)前場の東京株式市場は、NY株式の休場などにより株価指数連動型で売買するような大ロットの注文が少ないようで、25日に第3四半期決算を発表した高島屋<8233>(東1)や、11月決算と創業100周年の記念配当を発表した象印<7965>(東2)が活況高となるなど、個別物色の展開になった。
日経平均は朝方の10円97銭高(2万2950円15銭)を上値に小動きとなり、前引けは78銭安(2万2938円40銭)だった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。
極洋<1301>(東1)が正月用水産物の高値などを材料に強く、シミックホールディングス<2309>(東1)は自社株買いの発表などを材料に急伸。12月12日上場の一家ダイニングプロジェクト<9266>(東マ)は上場来の高値。
新規上場となったオプティマスグループ<9268>(東2・売買単位100株)は9時23分に公開価格1800円を11%上回る2001円で初値をつけ、その後2281円まで上げて前引けは2180円。
東証1部の出来高概算は5億2002万株、売買代金は7849億円。1部上場2064銘柄のうち、値上がり銘柄数は885銘柄、値下がり銘柄数は1048銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は12業種となり、値上がり率上位の業種は、小売り、水産・農林、サービス、陸運、医薬品、建設、ガラス・土石、などとなった。(HC)