【株式市場】目先的な過熱感が言われ日経平均は一時228円安だが材料株など高い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8670円03銭(145円13銭安)、TOPIXは1514.75ポイント(12.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6427万株

チャート5 4日前場の東京株式市場は、NY株式の2日続落を受けて日経平均の連騰傾向などに対する過熱感が言われ、朝方は株価指数の先物が主導する形になり、日経平均は228円32銭安(1万8586円84銭)まで下げる場面があった。それでも連動性が強いといわれるファーストリテイリング<9983>(東1)は朝方を除いて堅調に推移するなど、個別に強い銘柄は少なくなかった。

 中期計画を発表した新日鐵住金<5401>(東1)が堅調で、NY原油の50ドル回復を受けて資源株も堅調。週初にゴールドマン・サックス証券の投資判断が伝えられた武田薬品工業<4502>(東1)は高値を更新。このところ話題の大塚家具<8186>(JQS)は昨日午後からの急反落を受け継ぎ続落となったがJASDAQ市場の売買代金1位となった。

 東証1部の出来高概算は11億6427万株、売買代金は1兆2140億円。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は496銘柄、値下がり銘柄数は1220銘柄となった。

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