ラクオリア創薬がストップ高、胃食道逆流症治療薬のライセンス拡大

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■韓国CJ社の権利地域が中南米、東欧圏諸国、中東地域まで拡大

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は29日、急伸して始まり、取引開始後に一時ストップ高の2350円(400円高)まで上げて上場来の高値に進んだ。28日の取引終了後、開発中の胃食道逆流症治療薬tegoprazanについて、韓国のCJヘルスケア株式会社(本社ソウル)と新たなライセンス契約を結ぶ決議を行ったと発表し、期待が集まった。

 発表によると、これにより、ラクオリア創薬は、CJ社より契約一時金を受領するとともに、販売後のロイヤルティを受け取る権利を得る。ラクオリア創薬は、tegoprazanなどについて、すでに東アジア地域、東南アジア地域を対象とした開発・販売、および製造の権利を許諾するライセンス契約を締結している。今回の新たなライセンス契約によって、CJ社のtegoprazanの権利地域が、メキシコ、ブラジルなどの中南米、ロシアを含む東欧圏諸国、およびアラブ、イスラエルなどの中東地域(ROW:Rest Of World)へも拡大することとなった。(HC)

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