【株式市場】米国株が強く日経平均は朝方の238円高を上値に伸び悩むが不動産株など高い

株式

◆日経平均の前引けは2万3843円70銭(129円17銭高)、TOPIXは1886.77ポイント(6.43ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億7682万株

チャート11 9日(火)前場の東京株式市場は、米国5日のNYダウが220ドル高と急伸し、S&P500、NASDAQ指数は週明けも最高値を更新したことなどが好感され、日経平均は株価指数の先物主導型で上値を追い、取引開始後に238円08銭高(2万3952円61銭)まで上げて1992年以来の高値水準で上値を追った。NTT都市開発<8933>(東1)が高値を更新など不動産株が高い。ただ、円相場の強含み傾向を受け、10時過ぎからトヨタ自動車<7203>(東1)が軟調転換するなど主力株の一角が重くなり、日経平均も一進一退を続けて前引けは129円17銭高(2万3843円70銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 河合楽器製作所<7952>(東1)がフランス新会社設立や野村證券の目標株価4700円の投資判断開始などを手がかりに上げ、ブランジスタ<6176>(東マ)はスマートフォンゲームのダウンロード数拡大が言われて急伸。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は特許成立などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は8億7682万株、売買代金は1兆5946億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は1073銘柄、値下がり銘柄数は893銘柄となった。(HC)

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