TDKが高値に顔合わせ、「全固体電池」関連銘柄としての注目再燃の様子

TDK

■リチウムイオン2次電池に用いるコバルトが世界的に不足と伝えられ連想

 TDK<6762>(東1)は12日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後に9910円(190円高)まで上げて1月9日につけた2015年以来の高値に顔合わせとなった。次世代のEV(電気自動車)用電池として注目される全固体電池の開発にかかわる銘柄と位置づけられており、現在主流のリチウムイオン2次電池に用いられる希少素材コバルトが世界的に不足しつつあると伝えられたことも連想材料になった都の見方がで出ている。

 「コバルト、EV普及の壁」「急な増産できず」「スポット価格は2年前の3倍以上に」(1月12日付日本経済新聞朝刊)などと伝えられた。(HC)

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