【株式市場】NYダウ急伸など受け日経平均は179円高の後も堅調に推移しバイオ株なども強い

株式

◆日経平均の前引けは2万3708円63銭(54円81銭高)、TOPIXは1884.39ポイント(8.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億5561万株

チャート4 15日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの228ドル高が好感されたほか、ECB(欧州中央銀行)が量的緩和策の縮小を強めるとの観測を受けて日本の金融政策を巡る推理が活発化し、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株や証券株などが上げたほか、原油高などを受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源株も上げた。日経平均は朝方の179円45銭高(2万3833円27銭)を上値に伸び悩んだが、前引けは54円81銭高(2万3708円63銭)と堅調に推移。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 三井不動産<8801>(東1)などの不動産株が上げ、業種間の出遅れ感などが言われて軒並み高。サンバイオ<4592>(東マ)などのバイオ株にも高い銘柄が多く、エスプール<2471>(JQS)は1対5の株式分割と連続最高益の見込みなどが好感されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億5561万株、売買代金は1兆2652億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は1223銘柄、値下がり銘柄数は754銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は24業種となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、不動産、保険、銀行、情報・通信、その他製品、などとなった。(HC)

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