買取王国はストップ高の後も大活況、第3四半期の経常益が通期予想を上回る

株式市場 銘柄

■商品調達力の強化に取り組み宅配・法人の買い取りを強化

 買取王国<3181>(JQS)は16日、ストップ高の874円(150円高)で始まり、10時を過ぎても19%高の860円(136円高)前後で大商いとなっている。16日の取引終了後に第3四半期決算(2017年3~11月)を発表し、経常利益が1.08億円(前年同期は0.25億円の赤字)と大きく黒字転換し、通期予想の1.05億円を上回ったことなどが注目されている。

 全体の商品調達力を高めるため、17年9月、新たに出張買取専門部署を立ち上げ、さらに、宅配買い取り、および法人買い取りを強化した。2月通期の業績見通しは据え置き、経常利益は前期の3.2倍の1.05億円、純利益は同5.2倍の0.64億円、1株利益は36円78銭。この見通しを上ぶれるとの期待が少なくないようだ。(HC)

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