■12時時点で141万4000円程度と120万円台だった前日を上回ると伝えられる
リミックスポイント<3825>(東2)は18日の後場一段高となり、13時にかけてストップ高の870円(150円高)をつけた。仮想通貨「ビットコイン」関連事業を積極展開しており、正午過ぎのビットコイン相場が1万1700ドル前後となって17日にかけての安値から持ち直したと伝えられ、材料視されているようだ。
18日正午過ぎのビットコイン相場は、「情報サイトのコインデスクによると、ドル建ての価格は日本時間18日12時時点で1ビットコイン=1万1700ドル程度と、前日12時時点(1万900ドル前後)に比べ800ドル程度高い水準で推移している。仮想通貨市場全般の値崩れを受け、日本時間未明には9200ドル程度まで急落する場面もあったが(中略)円建て価格も底堅い。ビットフライヤーによれば12時時点で141万4000円程度と、120万円台だった前日を上回っている」(日経速報ニュース2018年1月18日12時35分配信より)と伝えられた。
ただ、ビットコイン相場については、株式市場関係者の中に、東京株式市場がバブル相場に乗って歴史的な高値をつけたあとの急落に似ているとの見方があり、(1)大相場を形成している高値の最中に先物取引が創設され「売り」が可能になった、(2)短期間で「億」単位の金額を稼いだ「億り人(びと)」の動向がテレビ報道などで頻繁に紹介されるようになった、などの点が似ているとして、今後の成り行きを注視する様子がある。(HC)