【銘柄フラッシュ】ヨコオなど急伸しショーエイコーポは設立50周年、上場10周年になるため思惑高まり大幅続伸

銘柄

 18日は、アゴーラ・ホスピタリティー・グループ<9704>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、ホテル事業などを展開するため日本政府観光局(JNTO)が16日に発表した2017年の訪日外国人客数が前年比19%増加したことなどが材料視され、株価2ケタのため、このところの低位株の循環的な底上げ減少に乗れるとの見方があり急伸し47.2%高。

 2位はヨコオ<6800>(東1)となり、スマートカー関連株としての注目などに加え、SMBC日興証券による投資判断などが好感されてストップ高の23.7%高。

 3位は東京一番フーズ<3067>(東1)の9.8%高となり、ふぐ料理のチェーン店がテレビで紹介された模様とされて日々次第に上げ幅を広げながら4日続伸の9.8%高。

 アクロディア<3823>(東2)は15日に通期業績見通しの増額修正を発表して翌日急伸し、17日にはパートナー提携により中国の電子決済サービス「アリペイ」(支付宝)の提供を開始と発表した粉とも材料視されて再び急伸しストップ高の21.9%高。リミックスポイント<3825>(東2)は仮想通貨「ビットコイン」の相場が回復と伝えられて後場一時ストップ高の20.8%高まで上げ大引けも20.7%高。

 ナノキャリア<4571>(東マ)は耳鼻咽喉科関連企業との提携が好感され、後場ついにストップ高の18.7%高。旅工房<6548>(東マ)は韓国の平昌冬季五輪が旅行需要を喚起するのではとの見方があり9.1%高。

 和井田製作所<6158>(JQS)は工作機械受注統計の伸びやロボット産業向けの拡大期待などが言われて急伸しストップ高の16.3%高。ショーエイコーポレーション<9385>(JQG)は連続最高益の見通しである上、設立が1968年(50周年)、上場が2008年(10周年)になるため記念の株主還元措置に期待する様子があり大幅続伸の15.4%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る