セックは今期業績予想と期末配当予想の上方修正を発表

■移動体通信事業者向けのサービス系の開発が好調

 セック<3741>(東1)は22日引け後、今期業績予想と期末配当予想の上方修正を発表した。

 今期第3四半期累計期間は、移動体通信事業者向けのサービス系の開発が好調であることに加え、 官公庁案件を中心とした社会基盤システム分野と車両自動走行などロボットの研究開発案件が堅調な宇宙先端システム分野が増加したことで、今通期の売上、利益が当初予想を上回る見込みとなり、上方修正となった。

 今期18年3月期業績予想の売上高は前回予想を4億50百万円上回る49億50百万円(前期比11.9%増)、営業利益は50百万円上回る5億50百万円(同27.0%増)、経常利益は80百万円上回る6億円(同31.6%増)、純利益は50百万円上回る4億10百万円(同30.6%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

 今期の業績予想が当初予想を上回る見込みとなったこともあり、期末配当について、普通配当32円に1部上場記念配当10円を加え42円とした。当初は28円予想であった。

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