【株式市場】NYダウの急伸など好感され日経平均は一時155円高まで上げマザーズ指数なども高い

株式

◆日経平均の前引けは2万3749円33銭(117円45銭高)、TOPIXは1888.56ポイント(9.17ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億5675万株

チャート15 29日(月)前場の東京株式市場は、NYダウが再び急伸して連日最高値(223.92ドル高の2万6616.71ドル)に進んだことなどが好感され、トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株や東京エレクトロン<8035>(東1)などが高く、原油高を映して石油資源開発<1662>(東1)なども高い。日経平均は10時にかけて155円35銭高(2万3787円23銭高)まで上げた。ただ、円相場が1ドル108円台で推移し、前週後半に続き高止まりする雰囲気のためか、日経平均は伸び切れず、前引けは117円45銭高(2万3749円33銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 仮想通貨取引のコインチェック(東京都渋谷区)で580億円相当が流出した事件を受け、ほかの取引所を運営または出資する銘柄が「漁夫の利」的に買われ、SBIホールディングス<8473>(東1)は5%高、フィスコ<3807>(JQS)は3%高。また、サイバーセキュリティ銘柄のアイビーシー<3920>(東1)、アークン<3927>(東マ)などが活況高となり、セキュアベイル<3042>(JQG)はストップ高。

  東証1部の出来高概算は6億5675万株、売買代金は1兆2317億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は1527銘柄、値下がり銘柄数は462銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る