【株式市場】好業績株は高いが米FOMCを前に円高となり日経平均は一時202円安

株式

◆日経平均の前引けは2万3477円26銭(152円08銭安)、TOPIXは1870.29ポイント(10.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億119万株

チャート12 30日(火)前場の東京株式市場は、米国の金融政策会合(FOMC、現地30~31日)を前に円高とNY株安が重なったため様子見気分が広がり、日経平均は軟調に始まった後も下値を探り、10時40分頃に一時202円05銭安(2万3427円29銭)まで下押す場面があった。米アップル社がアイフォーン・テンの生産を半減と伝えられ、電子部品・半導体関連株に心理的に影響した面もあったようだ。日経平均の前引けは152円08銭安(2万3477円26銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、キヤノン電子<7739>(東1)は今期の業績見通しが市場予想を上回ったとされて急伸し、弁護士ドットコム<6027>(東マ)は第3四半期の大幅増益などが好感されて活況高。セキュアヴェイル<3042>(JQS)は仮想通貨取引所コインチェックで発生した580億円規模の流出事件を受けてセキュリティ対策需要が言われ大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は7億119万株、売買代金は1兆3118億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は474銘柄、値下がり銘柄数は1499銘柄となった。(HC)

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