三菱電機は、通期業績見通しの増額など好感されて一気に堅調転換

株式市場 銘柄

■営業利益は従来予想の3150億円から3250億円の見込みに

 三菱電機<6503>(東1)は2日の13時過ぎから一気に値を戻して堅調相場に転換し、14時にかけて2067.0円(47.5円高)をつけ、出来高も増加している13時過ぎに第3四半期の連結業績(2017年4月~12月、米国会計基準)を発表し、税引き前利益、純利益とも前年同期比で4割増加したほか、3月通期の見通しを全体に増額修正し、注目が再燃している。

 発表によると、3月通期の連結業績見通しは、円安に加え、アジアでの設備投資需要などの増加を背景とした産業メカトロニクス部門の伸長などにより、前回予想値を上回る業績が見込まれるため、営業利益を従来予想の3150億円から3250億円の見込み(前期比では20%の増加)としたほか、売上高、各利益とも増額した。(HC)

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