ワークマンの今期第3四半期は、低価格で高機能を追求したPB商品の売上好調で、増収増益

■今期も通期業績予想は最高益更新を見込む

 ワークマン<7564>(JQS)の今期第3四半期は、低価格で高機能を追求したPB商品の売上好調で、増収増益となった。

 同社が開発する、ワークウエアでありながらカジュアルなデザインと高機能で、低価格を追求したPB商品の売上は好調で、チェーン全店売上高構成比は32.1%(前年同期比6.0ポイント増)となった。

 また、販促媒体と商品が連動した買い易い売り場づくり、チラシの投入、PB商品の情報をマスコミやブロガー向け商品発表会の開催で幅広く発信するメディア戦略などを展開した。

 店舗展開については、ドミナント戦略の強化とスクラップ&ビルドで既存店の活性化を図りました。第3四半期累計期間では、開店23店舗、賃貸借契約満了などに伴うスクラップ&ビルド4店舗、閉店6店舗で、平成29年12月31日現在の営業店舗数は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より32店舗増の692店舗、直営店(加盟店B契約店舗及びトレーニング・ストア)は前期末より15店舗減の122店舗で、合計814店舗となっている。

 その結果、第3四半期業績は、売上高435億円(同7.6%増)、営業利益85億03百万円(同9.0%増)、経常利益94億02百万円(同8.4%増)、純利益58億43百万円(同7.8%増)であった。

 通期業績予想については、当初予想を据え置いている。

 今期18年3月期通期業績予想は、売上高542億40百万円(前期比4.2%増)、営業利益101億20百万円(同6.0%増)、経常利益112億90百万円(同5.2%増)、純利益73億90百万円(同3.6%増)と今期も最高益更新を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る