三陽商会が昨年来の高値に迫る、重衣料の銘柄が2月に高い年は行けるとの見方

株式市場 銘柄

■今期は3期ぶりに完全黒字化の見通しとし業績の変貌が注目される

 三陽商会<8011>(東1)は15日、3日続伸基調で始まり、取引開始後に2372円(117円高)まで上げて17年12月につけた昨年来の高値2390円に迫った。14日に発表した12月決算は赤字が大幅に縮小して業績改善を示し、今期・18年12月期は3期ぶりに完全黒字化の見通しとしたため、注目度は強いようだ。

 業績が変貌する銘柄は株価も大きく水準訂正することが少なくないとされている。また、重衣料のイメージの強い銘柄が2月に入って上げる点に注目する向きもあり、三陽商会の場合、2月に高いとその年は後々一段高に発展する傾向があるとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る