市光工業が大幅続伸、業績好調で先進のカメラモニターシステムなども注目

株式市場 銘柄

■国内工場新設など大型の設備投資を予定

 市光工業<7244>(東1)は16日、大幅続伸となり、9時30分を過ぎて10%高に迫る1124円(100円高)前後まで上げている。14日に発表した2017年12月期の連結決算は決算期変更にともない9ヵ月間だが、実質的には2ケタ増益だったため、注目を強める動きが衰えないようだ。

 ドライバーに側方・後方視界を提供するCMSカメラモニターシステムや、夜間に発生する死亡事故から歩行者を守る次世代ハイビームヘッドランプシステムなどの先端技術を擁し、調査筋の中には、EV(電気自動車)を作れる企業は世界的に増えているが、これに装備する高機能のヘッドランプを大量生産できる企業は少ないとして注目する様子がある。今期・18年12月期は、神奈川県厚木市森の里における国内工場新設など大型の設備投資を予定だ。(HC)

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