【株式市場】米FOMCの議事録など受け株価指数の先物が先行安し日経平均は一時343円安

株式

◆日経平均の前引けは2万1712円20銭(258円61銭安)、TOPIXは1744.78ポイント(16.83ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億8240万株

チャート14 22日(木)前場の東京株式市場は、日経平均が180円安で始まった後も軟調で、10時30分頃には343円96銭安(2万1626円85銭)まで下押す場面があった。米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録公開を受けてNYダウが166ドル安となり、為替も再び円高気味になったことなどが影響し、株価指数の先物が先行安。ただ、資生堂<4911>(東1)がインバウンド需要への期待などで強いなど、個々に高い銘柄があり、日経平均の前引けは258円61銭安(2万1712円20銭)と持ち直した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 生化学工業<4548>(東1)が腰椎間板ヘルニア治療に関する米国での追加試験などを材料に連日上値を追い、オウチーノ<6084>(東マ)は純利益などの赤字縮小傾向が言われて4日続伸。やまみ<2820>(JQS)は投信会社レオス・キャピタルワークスによる大量保有が言われて高い。

 東証1部の出来高概算は6億8240万株、売買代金は1兆2975億円。1部上場2066銘柄のうち、値上がり銘柄数は435銘柄、値下がり銘柄数は1564銘柄となった。(HC)

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